SOLA LABO

女子大生HaloとサラリーマンTackの人生研究

会話の種類はたったの3つ!?主語を把握してコミュ力を高めよう

こんにちは。Tackです。

私たちが何気なく日常的に行っている会話。
自分の事だったり、友人の事だったり、週末の予定だったり。何かについて意見を交わしていると思います。

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人は誰しも自分のことをもっと知ってもらいたいという承認欲求があるので、自分の話を聞いてもらっているときは心地がよかったりしますよね。

一方で、自分が思っているほど他人は自分に興味がない、という場合もあります。逆に、そこまで興味の無い相手から自分の話を延々と聞かされてウンザリという事も。

何気なく行っている会話の「主語」に着目すると、ざっくりと3種類に分類できます。

それは、一人称、二人称、三人称です。

当たり前すぎることですが、日常会話の中で意識を向けてよくよく観察してみると、人によってクセが違って面白いです。

今回はそれぞれの人称について、良い振る舞い方と悪い振る舞い方を分析していきましょう。

 

 

自分の事について(一人称)

Good


■どう思う?など相手の意見を求めつつ話を展開する

前提として、相手はあなたに対してあなた以上に興味がありません。なので、「どう思う?」など、相手の意見を取り入れつつ会話を展開しましょう。相手は自分の主張が聞き入れられたことによって承認欲求が満たされ、会話に付いてきてくれます。

 

■話のロジックを固めるための論拠として自分の経験を話す

二人称や三人称の議論の中で、自分の主張に説得性を高めるために過去の経験を論拠として出すことがあります。論理展開で言うところの帰納法ですね。これは有効な一人称の持ち出し方と言えます。一方で、ダラダラと話し続けて話題をすり替えないように注意しましょう。

 

■未来的な夢や願望を語る

「夢を口に出せば叶う」なんてよく聞きますよね。これからこうしていきたい!こうなりたい!と未来の目標やビジョンを語ると、不思議と周囲はアドバイスをしたくなるものです。未来は未知なので、相手からすると意見が反映される可能性があり、生産的というわけです。逆に終わったこと、過去のことについては変えられないのでどうしようもありません。生産的な議論に発展することは難しく、あなたに興味が無い相手からしたら内心どうでもいいということが多いでしょう。

 

Bad

■会話のほとんどが一人称になっている

自分の事ばっかり喋っている状態は、とても気持ちがいいものです。経験上、B型の人にこのパターンが良く見られます。常に念頭に入れておきたいのが、「相手はあなたに興味が無い」という前提条件です。ぐいぐいと興味を持って質問してきている場面でない限り、自分の話はそこそこに控えたほうがいいでしょう。

 

■二人称から始まった会話を一人称に変換して話題を奪う

無意識のうちに「話題のすり替え」を行っている人を見かけます。自分の相談事を持ちかけたのに、次の切り返しで「それ!私もさぁ」「それで言うなら俺もさぁ」と相談した議題は一切触れられず、自分の話に持ち込まれてしまう場面。これもB型の人に多い特徴です。よほど面白い話であることに自信が無い限り、まずは相手のはなしをしっかり聞いてあげるようにしましょう。

 

■いつもネガティブ話ばかりする

「はぁ…」「疲れた…」「もうダメだ…」と第一声からネガティブな発言をぶっこまれると、その瞬間に相手も疲れます。「どうしたの?」「大丈夫?」と切り返しはするものの、到底前向きに会話を楽しもうというモードにはなりません。もちろん、気心の知れた親友や、最愛のパートナーといった受け入れ態勢が出来ている相手であれば別ですが、日常会話においては注意しましょう。

 

相手の事について(二人称)

Good

■とりあえず褒め称える

自分の話をしたときに「いいね!」「ええやん!」と共感されたり褒められたりして気分を害する人などいません。ダイレクトに承認欲求が満たされるからです。例え(それはどうなの…?)と思ったとしても、一旦褒めてアゲておきましょう。意見を交えるのはその後でも良いはずです。

 

■一人称より二人称の構図が上回っている

聞き上手がコミュニケーションを制します。相手が自分の事を沢山喋ってくれるということは、それだけあなたに心を開いているということです。会話全体の中で、あなたがあなた自身について語る時間よりも、相手が自分について話している時間が上回るように意識しましょう。結果として、あなたの方がより相手を知ることができ、イニシアチブをとることができます。

 

■相談事として二人称の話を持ちかけられる

人はなかなか自分の弱みを出したがらないものです。プライドが邪魔をするからです。それにも関わらず、あなたが相談を受けるというのは、相手の信頼を獲得している状態から会話が開始されるということ。それだけでまず信頼されている自分を称えて良いでしょう。相手の話をよく聞いて、バシッとアドバイスをしてあげて、更なる信頼を獲得してください。

Bad

■敬意のない言葉遣い

「お前さぁ」とか「○○!(呼び捨て)」とか、そういうちょっとしたところで「相手を下に見ている感」が出ます。好悪の憎は相手に伝わります。心でどう思っていたとしても、面と向かって話をするときは切り替えましょう。それが大人です。苦手な相手であれば、そっとフェードアウトするのが吉。

 

■否定的な言い回しを多用する

「それは無いでしょ」「無理無理w」など、否定的な表現を二人称の会話に対して持ち出しすぎると、相手は「自分が否定された」と拡大解釈します。ほどほどにして、会話を楽しんで関係性を強化する、という長い目で見た言葉選びをすると良いでしょう。

 

■質問攻めで二人称を要求する

自分のことをあまり話したくない、という人も中には居ます。場が盛り上がっておらず、明らかにそういうオーラを出している相手に対して質問をし続けたとしても、誰も得をしないでしょう。相手が自然と自分から話をしたくなる程度まで心を開いてもらうのが先決です。

 

自分でも相手でもない事について(三人称)

Good

■相手の意見に同調する

相手が自分の意見を述べたとき、まず「うんうん」「そうだよね」などと同調して承認している感を出していきましょう。逆の立場に立ったとして、同調されたら嬉しいものです。正直よくわからない、という場合も、とりあえず一旦同調しておけば間違い無しです。

 

■その場に居ない共通の知人を褒める

誰かを褒めたいときに、あえて本人が居ない場で褒めてみましょう。そうすると、話し相手の方から褒めたい相手にその話が伝わります。直接褒められるのも悪くないですが、自分が居ない場で褒められていた、ということを第三者から聞く破壊力は抜群です。社内政治なので戦略的に投下するのもアリ。

Bad

■他者をディスる

人は陰口が大好きだったりします。他者の評価を下げることで、相対的に自分のポジションを上げて、自己顕示欲を満たしたいのでしょうか。その場に居ない共通の知人を褒める、と同じ原理で、巡り巡ってあなたの居ないところで本人にディスりが伝わると、直接ディスるよりも遥かに大きな反感を買うでしょう。口は災いの元です。

 

■自分の意見をひたすら語る

自分はこう思う、ああ思う、と、語り続けると当然相手は疲れます。よほどその道の権威でもない限り、あなたの意見などそんなに聞きたくないのですから。それよりも、会話の参加者全員がその話題にコミットできるように振る舞うべきです。

 

■絶対、無理、など断言して議論を終わらせる

「絶対そうだから」「それは無理でしょう」など、議論開始早々に断じてしまうのも良くありません。相手がどう思っているかも聞き出せないですし、場の空気も微妙になるかもしれません。相手から何の情報も得られない、ということは、あなたにも何のプラスもない時間になってしまいます。

 

まとめ

如何でしたでしょうか。
たかが会話、されど会話ということで、相手と楽しいひとときを杉下理、より良い関係性を築くためには、ちょっとした気遣いが必要かもしれません。