SOLA LABO

女子大生HaloとサラリーマンTackの人生研究

営業の名刺に「工学修士」を入れてみた結果…

こんにちは。Tackです。

 

ITの企画営業として、何気なく渡していた名刺。

半年ほど前からふと、自分の武器である「工学修士と入れたらどうだろうと思い、名刺とメールの署名に入れました。

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「博士」ならまだしも「修士」は沢山いるだろうし、わざわざアピールするほどの武器なのか?あるいはワンチャンあるのか...

実勢に検証してみた半年の結果を紹介します。

学位や資格を持っている、取得を考えられている方の参考になれば幸いです。

 

 

思っていたよりも遥かに「レアだった」

けっこう多かった反応が、「博士なんですか?!」というもの。

修士と博士の違いをご存知無い模様です。

「これは何の資格ですか?」とストレートに聞かれることも。

いろんな業界のいろんな職種の方とお会いするというのもあり、少なくとも、修士なんて沢山いるし特段珍しいものでもないだろう、という予想は外れました。

 

雑談の糸口になった

修士って何ですか?」とか「専攻は何だったんですか?」とか、何かしらいじってもらえれば、それを糸口に雑談できました。

案件の話から少し脱線しつつ、逆に相手のバックグラウンドの情報もカジュアルに聞けたりして、思っていたよりヒアリングのツールとして使い勝手は良かったですね。

名刺交換して一発目にその話題になることもあり、本題に入る前に場を温めることも出来たりしました。

更に良い場合は、「優秀な人」というレッテルが貼られて相手の対応が変わったりすることも多々ありました。セルフブランディングが上手くいくと、その後の商談は非常にやりやすいです。

 

エビデンスになった

僕の場合は情報・電気・電子・半導体MOTといった内容で修士を取ったので、それらにドンピシャな相手先だと「わかる奴」としての振る舞いができて、提案に説得性を持たせることができます。専門用語で会話が出来たりして、実際にそれで受注に繋がることもちらほら。

完全に一致しなくても、「工業系」の話題では「工学」という点で「僕も工業系出身なので」というエビデンスが使えるのは便利ですね。

愛知県はトヨタ自動車関連のものづくり企業が多いことから、営業先も工業系は少なくなく、反響営業をかける場合には社内的にも「こっち系はTack」というポジションを確保できたのもGoodでした。

 

ネガティブなリアクションは…

逆に、ネガティブなリアクションを受けることは、流石にビジネスシーンで大人同士の会話なので指摘されることは無いです。内心どう思われているかは分かりませんが、少なくとも営業成績という数字に対しては上がることはあっても下がることはなかったので、結果よければ良し、とポジティブに考えています。

 

持てる武器はフル装備で。戦術は自分次第。

日本人はどうしても謙遜しがちで、「自分なんて」と思いがちです。部下のキャリア面談をしていても、自分の強みをはっきりと主張できる人間は少数派。

僕の場合は「工学修士」を武器の1つとして使ったわけですが、結果良かったと思っています。

ググってみると「修士は名刺に入れるべきでしょうか?」といった質問掲示板が散見されます。僕の実践に基づく意見としては「使える武器である」ということと「使い方次第」かなと思います。

何が正解か、というのが有って無いような世界ですから、自分が持っている武器は惜しみなく装備してどん欲に業績アップに繋げていくと良いのではないでしょうか。