SOLA LABO

女子大生HaloとサラリーマンTackの人生研究

デキるビジネスマンが「謝罪」をしない3つの理由

こんにちは。Tackです。

 

日本人が最も使う言葉は「すいません」らしいですね。

国民性が良く表れていると思います。

ビジネスシーンにおいては、不意なその一言が局面を左右したりするので、注意が必要です。

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交渉や折衝のスキルが高いデキる人は、「すいません」であったり、「申し訳ございません」といった謝罪の言葉を易々とは使いません。

今回はその理由を探っていきましょう。

 


常にイニシアチブを意識している

よいビジネス関係とは、互いに対等か、こちらがやや上、という状況です。完全に下に見られてしまうと、あれこれと細かい注文を付けられたり、厳しい値切り交渉に遭ったり、精神的に追い込まれたりと、良いことがありません。

極力、自分が不利にならないように話を持っていきたいところです。
同じ内容を伝えるにしても、言い回しによって印象は大きく変わってくるもの。

デキるビジネスマンは、あらゆるコミュニケーションの場面で相手にイニシアチブを取らせないように常に意識しているものです。
それは社外だけでなく、社内に対してもそうです。だからこそ、社内でデキる人、という地位を築いています。

 

事実関係を冷静に見ている

客先からクレームが入ったとして、その場の対応でとっさに「申し訳ございません」と言ってしまうと、その時点で、否を認める形になってしまいます。

デキる人というのは常に冷静で、事実関係がどうだったかを整理します。結果として否がなければ、それをうまい形で伝えますし、否があれば謝罪もします。

状況が明らかになっていない段階で「こちらが悪かった」といったニュアンスの言葉を使うと、冷静な話し合いも難しくなって炎上してしまうことも。

「すいません」という言葉が出そうになったら、一度それをぐっとこらえて、冷静に状況の整理に徹すると良いでしょう。


プロフェッショナルとしての自信がある

自分に自信が無いと、コミュニケーションの中で一歩が踏み込めなかったり、質問されたときに上手く答えられなかったりしてしまうものです。そういうちょっとした不安感が、「すいません」を誘発しがちです。新入社員にどうしても多くなる傾向ですね。

デキる人は、自分がその道のプロフェッショナルの自信に満ちています。常に堂々としていて、引出も多いので、シビアな局面でも冷静に対応できます。結果として、不用意な「すいません」が出にくいです。

ビジネスシーンでは、相手から見てあなたは「その道のプロ」として認識されています。仮にキャリアが浅くても、プロ意識で立ち振る舞えば良いのです。ちょっとしたクレームが来たときも、謝罪して不要な非を認めるのではなく、堂々として状況の整理に徹しましょう。

僕が新人の営業マンを連れて客先に行くときは、「新人とは紹介しないから、とにかく堂々としていてね」と伝えています。プロとしての自覚を持って現場に臨んでもらう為に。

 

以上が3つの理由でした。

不要な非を認めることは、自分自身だけでなく、会社や同僚の評価にもネガティブな影響を与える可能性があります。ある意味では、無責任な言動とも言えるでしょう。

どんな状況下でも感情的にならないように、冷静にジャッジできるように、プロ意識をもって仕事に取り組むと、良い結果に繋がるのではないでしょうか。