運動不足の32歳サラリーマンがいきなり1ヶ月泳ぎ続けた結果

こんにちは。Tackです。

今年も夏が終わろうとしていますね～

夏本番の時期に、恋人や友人と海に行ったはいいものの、インスタに上げられた自分の肉体に目も当てられない...という経験をされた方は少なくないはず。

僕も完全にその1人です。 

肉体改造のために1ヶ月プールに通い詰めてみた経過をご紹介します。リアルな体験談が何かしら参考になれば幸いです。

結論から申し上げますと、まさかの体脂肪率-5%を達成し、今も楽しく週5ペースで通っています。

哀れな肉体を前に、喝！

インスタのリア充風写真（の自分のだらしない肉体）を眺めながら、これではいけない...何か運動しないとなぁと思い立つも、ランニングやトレーニングを始めたとして、いきなりは続かないだろう…何かいい方法は無いものか…と紋々としていました。

そんな中ふと、夏だし熱いしプールでもやってみるか、と思い立ったのが7月末。しかしこれが一筋縄には行きませんでした…

完全にプールをナメていました...

まずは情報収集

色々と調べてみると、どうやら市営のプールが格安！？競泳水着セットがAmazonで数千円で買える？！ということを知り、さっそく始めてみました。

プールなんて高校生ぶりだなぁ、なんて思いながら初めての市民プールへ。自転車圏内にある、名古屋市中スポーツセンターに向かいました。

行ってみると、意外にも（失礼！）キレイでびっくり。ラーメン屋に置いてありそうな券売機で500円の券を購入し、受付を通って更衣室へ。

市営ということで、なんかもっとややこしい手続きとか居るのかなと思っていたので、思いの外サクッと入れました。いいね！

さっそくAmazonで購入した競泳水着セット一式に着替えて気合十分。鏡をチラ見。あわれな肉体をしっかりと見つめてから、いざプールへ。

50m泳いだところでまさかの...

中スポーツセンターのプールは25mの5レーン。

• 歩く専用のレーン x1
• 25mを泳ぎ切る完泳レーン x2
• 自由に泳いだり歩いたりできる遊泳レーン x2

という作りで、プールサイドにはジャグジーも完備！

久々に見た競泳プールの光景にこころ躍らせながら、完泳レーンへ。まずはクロールで25m。

（ん？...水泳って、こんなにキツかったっけ...？）

完泳レーンは右側通行で、次々と泳いでいく空気感に焦りながら、もう25m。

もう無理でした。体力が無さ過ぎて息は上がるし、気持ち悪くなって吐き気はするし...一旦出よう。。

情けなくも早々にプールから上がり、あまりにも気分が悪かったのでトイレへ吸い込まれ、2回ほど吐き（！）、そのままうずくまってゆったりとした時間の流れを味わう...

そのあと泣きながら帰ったのはいう間でもありません。。

決意の1ヶ月定期券の購入

泣き寝入り（？）した翌日。

自分には無理そうだし、もうやめとこうかなぁという思いと、せっかく一式購入したしなぁという思いの狭間でもがきながらダラダラとYoutubeを見ている自分…

なんとか自分を奮い立たせてもう一度プールへ。

昨日の反省として、ガンガンに泳いでいる周りの空気に圧倒されていたなと。ゆっくりでいいから自分のペースで泳ごう、キツくなったら歩く専用のレーンに逃げよう、と決めてトライ。

1時間かけて、なんとか200mを泳ぐことができました。

そのまた翌日、券売機を見てみると「1ヶ月定期券」なる文字が。

受付で聞いてみると、4,000円で1ヶ月入り放題とのこと。

単発だと1回500円なので、8回行けばもとがとれる計算です。

夜は22:00まで営業しているとのことで、仕事終わりに通うようにしようと心に決めて、購入。

本格的な水泳ライフがはじまりました。

身体の変化がはじまる

 できるだけ毎日通う、無理はしない、というルールの下に、通い詰める日々。プールから上がった後は、コンビニでプロテイン飲料を流し込んでからの帰宅です。

1週間経過したあたりから、徐々に身体に変化が現れました。

①まさかのお酒を飲まなくなった

これまでは、仕事終わりにビール1缶を購入するのが日課でしたが、ピタリとやみました。アルコールは肝臓で分解される際に筋肉の超回復とバッティングして悪影響らしく、避けるようになりました。
むしろ、プールで水に入ることで心身ともにリフレッシュできてしまうので自然とアルコールを求めなくなった、というのが本音かもしれません。

②びっくりするほど快眠が得られる

水泳で全身の筋肉を使っているので、夜もぐっすり眠れます。眠気が凄すぎて、帰宅して倒れるようにそのまま眠りにつくことも。。
トレーニング効果を最大化するために、iHarbでプロテインやサプリメントも購入。なんとなくですが食事制限も意識しはじめました。
プールに対するネガティブな思いは完全に消え去り、徐々にですが変わりゆく自分が楽しくなってきました。

③無性にお腹が空く...

これは予想外でしたが、毎日の全身運動で基礎代謝が上がり、ご飯を食べてもすぐにまたお腹が空いてくるようになってしまいました...とはいえ、ここで暴食してしまったらリバウンドしてしまう。
水を飲んでごまかしたり、カロリーメイトをちょいちょいと食べて繋いだりして、空腹との付き合い方を見事会得（？）しました。

もっと長く泳ぐため、Youtubeで研究

泳ぎ始めて2週間が経過し、1時間で泳げる距離も400m、500m、600mと徐々に伸びていきました。とはいえ、連続で泳げる距離は50mが限界。

周りを見てみると、25mでターンをして、延々と泳ぎ続けている人たちが居ます。どう考えてもそんなに長く泳るとは思えません。もっと楽に泳げる方法があるはず。

このあたりから、我流の泳ぎを脱するため、Youtubeで研究を開始。動画で分かり易く学べるなんて...いい時代になったものです。

平泳ぎや背泳ぎ、バタフライは自分には難し過ぎるので、まずはクロールから。

1. 水の抵抗を無くすために「ストリームライン」を狭く意識すること。
2. エントリー→キャッチ→プル→フィニッシュ、の動作を一定のリズムで行うこと
3. 推進力は主に腕の動作で得るので、必要以上にバタ足をせずに体力の消耗を抑えること

これらを意識して、少しでも楽に長く泳げるように改善を繰り返していきました。

そして高みへ…

ちょうど1ヶ月が経過したころ、連続で300mは泳げるようになっていました。

25m泳いだら1回歩いて戻って…というルーティンから、最低でも50mは一気に泳ぐ、できることなら100m泳ぎ切る、というところまでレベルアップ。

1時間で泳げる距離は700m、800m、900mと毎日少しずつ伸びていき、ついに1,000m/hを達成することができました。

なんたる達成感。

体つきも完全に変わりました。腹筋がなんとなく割て、上半身ががっしりとした体形に。

体脂肪率は春ごろに図った時点で20%弱だったものが、水泳を始めて、今や14%まできています。

ここまで来るともはや水泳中毒です。

昼休みに泳いで会社に戻ってカロリーメイトをかじりながら仕事をしたり、飲み会をノンアルコールでパッと切り上げて泳ぎに行ったり...

…我ながら完全にキモいですね。

結論：気持ちいいから続けられる！絶対おススメ！

もともと、中学高校と体育の成績は2～3程度で、水泳はもちろん苦手中の苦手。そんな僕でしたが、どうにかこうにか続けて来れたのは、プールは気持ちいい！ということです。

走り込んだり、激しく機械トレーニングをしたり、というのは辛いもので、なかなか続きません…

それに比べると「水の中」というある意味では非日常空間で心身ともにリフレッシュできて、有酸素運動でシェイプアップまで出来てしまう水泳は、最高の選択肢の1つではないでしょうか。

「これまで運動してこなかったけど、そろそろお腹の肉がヤバい...」という方は、是非一度プールに行ってみてください。

僕はというと、来年にはトライアスロン！という新たな目標を掲げ、さらに泳ぎに磨きをかけていっております。

遠泳の成果をまたアップしたいと思います。